印刷物を自分で用意して安くつくる方法を詳しく説明します

10mmジュエルケースは次の4つが用意できれば自分で組み立てられます

10mmジュエルケースのパーツ

CDは盤だけのバルク発注(当社に発注おねがいします)

10mmジュエルケース本体(アマゾンで買えます)

印刷物(格安印刷さんで印刷してください)

ビニール袋・OPP袋とも言う(アマゾンで買えます)

300枚の場合 印刷物は13,020円(税別)

2Pフロントカード 5,440円(A5変形135Kgコート)
バックインレイ 7,580円(A5変形135Kgコート+ミシン2本)
2024/6/24調べ

自分で印刷物を印刷屋に発注するのは難しそう

ちょっとした知識とコツが必要、詳しく解説しますね

いくつかのポイントを注意すれば誰でもできます!!

重要なのは印刷発注の知識です。毎日買ってるものではないですから、知識が無いのは当然です。印刷発注時に必要な知識は次のとおり。

紙の種類と厚さ

印刷発注しようとすると最初にぶつかる障壁が紙の選択。印刷屋の側からすれば、どの紙に印刷するのか指定してほしいと言うのは当然のことです。また、紙の厚さも、厚いのから薄いのまであります。紙の厚さは重さで言います。135Kgとか110Kgとか90Kgという言いかたします。慣れていないと意味不明です。

普通に使う紙の種類

紙は、普通はコート紙を使います。それ以外の紙を選ぶのは上級者コースになります。コート紙を選んでおけば間違いないです。

普通の厚さ

10mmのジュエルのケースに入っている印刷物は、通常の印刷物より少し厚めです。普通は135Kgという少し厚めの紙を使うことが多いです。薄くても大丈夫だから安くしたいということであれば、少しペラペラですが110Kgという選択も許容範囲かもしれません。90kgは明らかに薄すぎます。

発注に必要なオプション加工

CDの印刷物を作るにはオプション加工が必要です。オプション加工とは、印刷仕上がった紙に加工を加えることです。次の2つの加工の知識が必要です。

折加工

10mmのケースの表のカードを2Pのペラにする場合は折加工は不要ですが、4Pや6Pの場合は折り加工をしてもらうのが正解です。自分で折ると綺麗に折れません。折り加工は1回折る毎に料金が発生します。また加工するために通常は1~2日かかります。それでも自分で折るのはNGです。

ミシン加工

バックインレイのカードは左右に6mmのところで折るようになっています。こちらはペタンと折るのではなくて、90度に曲げるわけです。この曲げをするためにミシン加工というのが必要です。これはコンサートのチケットなどにある切目を入れる加工です。ミシンが入っていると綺麗に折ることができます。

具体的にどこに発注するか

格安印刷でググってください。沢山あります。当社で推薦というのは特にありません。噂ではプリントパックが安いらしいです(保証ないです。調べてくださいね)

発注数量を決める

CDのジュエルケースは組み立てが完了すると、かなりの場所を取ります。でも紙と盤の状態なら場所が節約できます。紙は組み立て時に失敗したりしますので、盤の数より多く発注するのがポイントです。

印刷デザインを用意して、発注する

印刷会社は、どこの会社のテンプレートでも印刷してくれます(普通はそうです)。ですからCD用のテンプレートを使って普通にデザインしてください。もちろん当社のテンプレートでデザインして印刷屋に発注しても印刷してくれます。

フロントカードの印刷発注の仕方

フロントカードは、先に説明したオプション加工の中の折り加工が必要です。

2Pの場合

ペラですから折り加工は不要です。

4Pの場合

中央で二つ折りの加工をします。加工はオプションですので、通常は1日追加の日数がかかります。

6Pの場合

2か所折り加工をします。6Pは注意が必要です。当社のテンプレートは巻き三つ折りという折り方になっています。テンプレートによってはZ折りだったりします。どのように折るか、しっかりと理解して注文しないといけません。その分、6Pは中級かなとおもいます。わかれば難しくないです。

8Pの場合

通常は中綴じホッチキス止めで作りますが、これはとても高いです。どうしても8Pをやる場合で、安くしあげたいのであれば十字折をするのが得です。自分で作る場合は中綴じホッチキス止めにならないようにしたほうがいいです。なんせ高いです。

バック(インレイ)カードの印刷発注の仕方

テンプレートにもありますが、左右6mmのところにミシンを入れてもらいます。テンプレートにはミシンと書いていないです。ですからデザイン中にミシンと書くのは良い方法です。ミシンは1本毎に追加料金がかかります。バックカードの場合2本のミシン加工が必要です。ちょっと高い気もすると思いますが、ここは我慢してください。手で折るのは無理です。

アマゾンに発注するもの

アマゾンでなくても発注先がわかれば、どこでも大丈夫です。

10mmジュエルケース

これは場所をとりますので、必要な数だけ購入してください。最初は数個は破壊してしまいますので、10個くらいは余分に買っておいた方が良いです。

10mmジュエルケース用OPP袋

CD用とか書いてある場合もあります。10㎜ジュエルケースが入る包装用の袋です。枚数はケースの枚数より多く買います。失敗もありますから。

組み立て本番の注意点

とても重要なことがあるんだ。手袋をして作業しようね。

指紋対策ね、商品に指紋がついてたらイヤですよね。

最初の関門、トレイに引きはがし

大抵の場合、10㎜のジュエルケースはバックインレイのトレイが入った状態で届きます。このトレイを引きはがすのが最初の難関です。この作業には明らかにコツがあります。それも文章にして書けないような、やってみればわかるというコツです。最初は2,3個壊すくらいの覚悟でやってください。

すこしずつ力を入れるより、バリッとやったほうが簡単に外せます。外せるよになれば何でもないのですが、最初は大変です。

バックカードのミシンを折って入れる

これも慣れが必要です。折る角度を微妙に調整して綺麗に入るコツをつかんでください。こちらはバリッと引きはがすより易しいですが、やはりちょっとだけコツがいります。

あとはCDとフロントカードを差し込み、OPP袋に入れます。

あとはCDとフロントカードを差し込み、OPP袋に入れます。これは、簡単です。誰でもできます。

完成しました

完成しましたね

以上で全部説明したつもりです。

なんか説明の見落としありましたら、連絡ください。加筆させていただきます。